健康診断とは
各種検査を行い、健康状態を把握することで病気の予防や早期発見・健康の維持を目的に実施されるのが健康診断です。健康診断には、特定健診・企業健診・自費健診など様々な種類があります。当院では、特定健診のほか、雇入時健診・定期健診などを行っております。
特定健診について
主に、生活習慣病の発症リスクが高いメタボリックシンドロームを早期発見できる健診です。当院では、特定健診の実施及び必要に応じて、特定保健指導を行っております。
柴田町の特定健診について
対象者
年齢が40歳以上、74歳以下の柴田町国民健康保険に加入している方(今年度末3月31日現在)該当する方には、健診日の約1カ月前に受診券を送付致します。
健診内容
基本的な健診内容:問診・身長・体重・腹囲・尿検査・血圧測定・BMI測定・血中脂質検査・血糖検査・肝機能検査
追加する健診内容:腎機能検査
詳細な健診内容:貧血検査・眼底検査・心電図検査(医師の判断で追加される項目)
自己負担額
無料
特定保健指導
特定健診の結果で、生活習慣病を発症するリスクが高い方、生活習慣の改善で病気予防が気体できる方に、保健師や管理栄養士などがアドバイスや指導・サポートを行っております。
雇入時の健診
労働安全衛生法によって、事業者は労働者を雇い入れる際に、以下の項目について健康診断を実施しなければなりません。
- 身長・体重・腹囲・視力・量力
- 貧血検査
- 尿検査
- 血糖検査
- 血圧
- 血中脂質検査
- 肝機能検査
- 胸部X線検査
- 自覚症状・他覚症状
- 既往症・業務歴
- 心電図
費用
費用等の詳細はお問い合わせください。
定期健診
労働安全衛生法によって、事業者は年に1回以上は、定期的に以下の項目の定期的に健康診断を実施しなければなりません。
- 血糖検査
- 肝機能検査
- 胸部X線検査及び喀痰検査
- 貧血検査
- 血圧測定
- 血中脂質検査
- 心電図検査
- 自覚症状・他覚症状
- 尿検査
- 血糖検査
費用
費用等の詳細はお問い合わせください。
労災保険二次健康診断(労災二次健診)
脳血管・心臓疾患の発症予防を目的にした健診です。脳血管や心臓疾患はいずれも動脈硬化が原因ですが、これは偏った生活習慣が大きく影響しています。労災二次健診では、それぞれ個人が保有する危険因子を早い段階で把握することで、病気の発症予防または過労死の減少に繋がります。労災二次健診では、個人や会社の負担が一切発生しません。脳血管や心臓疾患を発症する前に受けることをお勧めしております。
対象者
事業所が労災保険に加入している、かつ定期健診で以下の4項目すべてに該当している方、もしくは産業医が総合的に判断し、必要と診断した場合は4項目に満たない場合でも受検可能となります。
- 血圧:最高血圧130mmHg以上、または最低血圧85mmHg以上
- 血中脂質:総コレステロール200mmHg以上、または中性脂肪150mg/dl以上
LDLコレステロール120mg/dl以上、またはHDLコレステロールが40mg/dl未満 - 血糖値:空腹時血糖値が110mg/dl以上、またはHbA1cが5.6%以上
- BMIまたは腹囲:BMIが25以上、または腹囲が男性85cm以上/女性90cm以上
検診内容
- 空腹時血糖値検査
- 空腹時血中脂質検査
- ヘモグロビンA1c検査
- 頚動脈超音波検査
- 負荷心電図検査
- 微量アルブミン尿検査
持ち物
- 二次健診診断等給付請求書
- 職場での定期健康診断の結果
- 健康保険証
注意事項
既に、脳血管疾患・心臓疾患の症状がある方は対象外です。
年度内に1度のみ受けることができます。
一時健康診断を受診して3カ月経過すると無料で受診できません。
労災保険制度に特別加入されている方は対象外です。